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皆さんの声

もみじをご利用になられたご家族の思い

もみじをご利用になられた皆さんの声です。
ここでは皆さんの介護の悩みや思い、利用者さん自身の考えなど、寄せられたものを掲載させていただきました。実名を出してもいいよとおっしゃる方もいるのですが、どんなご迷惑もおかけしないようすべてアルファベットとさせていただきました。
いずれもすばらしい文面で、スタッフ一同じっくりと読ませていただいております。
ここにお寄せくださいました皆さま、またもみじ友の会の皆さま、本当にありがとうございました。

介護は綱渡りか・・・グループホームはゴールでない。

母(86才)は06年正月に新潟県から越してきました。
その前年の暮れに入院先で転倒骨折し、手術後の養生を私の身近で行うためでした。
五ヶ月ぐらいで退院を迫られ自宅療養とし、そこから「もみじ」とのつきあいが始まりました。
自宅での介護は、訪問介護、ディサービスと泊なしの利用からはじめ、私の不在を埋めるため生協「たすけあい」の力も借りました。
私は二年後の08年に早期退職しフリーとなりましたが、徐々にショートステイを利用し利用日も増やしてきました。一方で、定年を迎えたら大きな山登りをしたいというのが私の夢で、そのため長期の"介護休暇"が必要でした。
また母の一人で居ると寂しい、不安感が増幅する傾向にもあったので、ゆったりと介護してくれる施設と思ってグループホームに入居させることとし、この4月末(2010年)に転居しました。
ここまでの経緯を振り返ると、「もみじ」に助けられ、ほんとうに感謝しています。
2006年春、佐藤理事長や増田ケアマネージャーに、病院から親が追い出されるがどうしたらよいかと相談しました。お二人から「大丈夫、きっと歩けるようになるから、ウチで面倒みるから」という言葉に大いに勇気づけられました。
実際に退院時は歩行不能と云われていましたが、湯船に入ることができ、一人でトイレもでき、杖を使い100mも歩けるように回復したときはうれしいものでした。
それでも認知症の進行と介護生活の深化(夜間対応のため寝起きをともにしたが、たまにアタマが沸騰することも)は、他方で自分はどうなるんだ、との問いかけが日増しに膨らむ過程ともなりました。
ショート(もみじ)から帰ってくる日が重い気分になったこともしばしば。
昔親父から聞いた「人を見舞うというのは、自分の命を削いでいくようなもの」という言葉を確認するような日々で、ゴールが見えないのはつらいとも考えることも。
いまの考え方は、家庭での介護は全く固有の関係だと思い至るようになりました。
飛躍して云えばサボリも必要だし、私がどう判断するかだけだと。
先のお二人にはさまざまの場面で助けていただいたが、こうした介護者へのケアがさらに充実できればと期待しています。
・・・追伸 最近母がまたもや骨折し入院。いまは退院後の介護をどうするか様子見というところです。
 
(2010年7月 Y・Yさんより・・・友の会ニュースNo.94掲載)

芸能発表会を見学して(2010年シルバークラブカラオケ大会)

去る6月27日、義父(93歳)が利用しているディサービスもみじのホールにおいて島名シルバークラブの芸能発表会を初めて見学しました。
家ではあまり話をしないで横にばかりなっている姿しか見ていないので、当日の義父にビックリしました。
舞台に立ち、北島三郎さんの「山」を大きな声で熱唱し100名近い人たちから拍手をいただき、水を得た魚のようにいきいきとしている姿に感激しました。
ディサービスを利用して本当に良かったと心から思いました。これからもお世話になりますが、宜しくお願いします。
(2010年6月 Y・Kさん・・・友の会ニュースNo.94掲載)
 
 

もみじへのお手紙

ショートステイ もみじ
佐藤弘子様、スタッフのみなさま
 このたびの母の滞在中は、佐藤さんや浅野さんをはじめとして、スタッフのみなさまにはたいへんお世話になりました。厚く御礼申し上げます。
もみじで生活リズムを整え、体力をつけ、そして精神的な安定を得られたことは、今日からグループホームで新しい生活を始める母にとって本当によかったことだと思っております。
 それも、毎日根気強く母に接していただいたみなさんのおかげです。また、病院を受診する際に毎回書いていただいたサマリーでは、短い面会時間だけではわからない母の様子を主治医に伝えることができ、とても助かりました。
 そして、佐藤さんや浅野さんには、母だけでなく私たち夫婦の相談に多くの時間を割いていただきました。たいへん力づけられました。
(省略・・・ここは本人と特定できる内容となっていますので、割愛とさせていただきました。)
 最後になりましたが、もみじのみなさまのご健勝と今後のご発展を心からお祈り申し上げます。
(2010年吉月 Oさん)